今回はHG1/100トールギスを制作しました.コンセプトは「素立ち仕上げ」です、立ち姿さえかっこよければ可動は殆どしなくてもOKという実はええかげんなものです。
制作過程ですが<途中画像はこちら>
一見かっこ悪く見えるキットも初期設定画とマジマジと見比べると、じつはバランス的にはかなりいいレベルで再現されてたりします。
ただコンパチキットであるために生じる微妙なバランスの歪と 可動をするために生じる各間接部の貧祖な所、このキットを設計した時点でのインジェクションの限界などが気になるので、ある程度までは似せる努力をして、自分好みになるように適度にアレンジして、少々可動を犠牲にしても密度感のあるものを目指して順番に弄っていってます。
手を入れた箇所はほぼ全身にわたり、決まりごとは特に無く作りこんでいってますが、OVAや初期設定画をみていただけると解ると思うのですが「コイツは一体直線重視のデザインなのか、曲面重視のデザインなのかどっちやねん!」という所がキットを制作していく上で一番の悩みどころでして、元キットは当然どっちつかずのエッジのだるい成型にしてあります。で、結論としましては「エッジを立てる所と、落として三次曲面にする所をハッキリ二分化させて混在させる」という、なんともまとまりがなくなりそうなコンセプトで制作しています。例えば腕部でしたら、指は各指、手の甲は曲面、上腕と下腕は曲面だが、ひじ装甲はエッジを立てた直線仕上げ、という感じで、ある意味カンだけで勝手に各部所を振り分けて、エッジを立てたり落としたり、装甲断面を厚くしたり薄くしたり、ゼロからスクラッチしたりとある意味まとまりのないようで、結果的にそれがトールギスらしいという作りこみをしたつもりなんですがみなさんにはどう映るでしょうか・・ちなみにタイヤキ金型のスジ彫りをはじめとした各所の修正には泣かされました(~_~;) 
塗装は個人的にウルサイと感じる色(赤)を落としたり、各色彩度や明度をバランスを見ながら落としたり上げたりしながら塗り分けています。デカールは自作したものを300枚程度張り込んでいます。今回はブルーのデカールに挑戦してみました。
■トールギスV  1/100
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